2010年09月13日

G.マーラー「交響曲第7番 夜の歌」 テノールホルンで演奏した例

 グスタフ・マーラー作曲の「交響曲第7番 夜の歌」(1905年)には、マンドリン、カウベルなど、通常のオーケストラの編成には含まれてゐない樂器が、重要な役割を担ってゐます。テノールホルン(B♭調 Tenorhorn)もその一つで、冒頭の吼えるやうなソロは有名です。

 マーラーの指定通り、テノールホルンで演奏した例

 L.バーンスタイン指揮/ウィーンフィルハーモニー
 winer_weltklang.jpg
 映像:ユニバーサル ミュージック クラシック
 使用樂器:Weltklang の Tenorhorn
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 E.インバル指揮/ベルリン放送交響楽団
 mahler_tenor.jpg
 映像:DENON
 使用樂器:形状からしてB&SのTenorhorn

 このテノールホルンよりやや太い、バリトンといふ樂器もこの地の吹奏樂團では使はれてゐて、マーラー7番もバリトンで演奏されることも多いです。また、ユーフォニアムで演奏されることもあります。

 左がバリトン、右がテノールホルン(いづれもアレキサンダー社製)
 tenor_bari.jpg

 ドイツ式バリトンを使用した例はこちら
 
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